老眼

老眼を悪化させる5つの原因と予防する方法

何だか最近新聞の字が見えにくくなったなと感じている場合、

それは老眼の始まりかもしれませんね。そもそも老眼と言うのは、

お年寄りがなるものと考えがちですが、

近年ではスマホ老眼と呼ばれる若年層が老眼になることが増えてきています。

では、その老眼を悪化させる原因はどのようなものがあるのでしょうか?

また老眼が悪化するのを予防する方法はあるのでしょうか?

今回は老眼の悪化について詳しくご紹介しましょう。

 

老眼の進行とは?そのメカニズムと症状について

 

老眼とは加齢により水晶体が固くなったり、

毛様体筋と言う目の筋肉が弱まったりして、

ピント合わせが難しくなることが主な原因で進行します。

ピントを調整する組織である水晶体は目が何かを見るために厚みを変えます。

例えば、近くを見るときには水晶体は厚くなり、

遠くを見るときには薄くなるのです。

 

水晶体はたんぱく質(コラーゲン)で出来ているため、

加齢の為お肌の張りが無くなってくるように、

活性酸素による酸化のために水晶体の弾力性もお肌のように弾力性が失われていきます。

その水晶体の厚みを変化させるときに使用されるのが毛様体筋で、

毛様体筋は近くを見るときには緊張し、

遠くを見るときには緩むと言う状態になります。

 

毛様体筋の緊張とは、

近くのものを見るときにじっと目に力を入れてみる状態のことです。

老眼になると毛様体筋の筋力調整が上手くいかなくなることで、

ピントが合わなくなるのです。

そのような状態になった時には、

遠くのものは見えやすく近いものは見えにくくなると言った症状がみられます。

 

また、その他の症状はどんなものがあるのでしょうか?

  • 小さな文字が見えにくくなる(新聞の文字や携帯の文字など)
  • 遠くのものがダブって見える
  • 目が疲れやすくなる
  • 遠くから近く、近くから遠くに視線を移すとピントが合わない
  • 目を細めて見てしまう。

などと言った症状があります。老眼は老人がなるものを考えがちですが、

実は30代の人でもこの様な症状が見られることがあります。

 

夕方になると目が見えにくくなる「夕方老眼」や、

老眼が起こり始めると、肩こり・頭痛・吐き気などが起こることもあるため、

放置することは避けましょう!

 

では老眼の進行を遅らせるためには、

水晶体と毛様体筋の衰えが進まないように対策することが大切ですし、

悪化をもたらす原因を軽減する必要があります。

 

老眼が悪化の原因とは?

老眼の症状が見られた場合、初期の段階でそれ以上悪化しないように、

対処をする必要があります。

そのためには悪化の原因を知っておくことが大切です。

その原因のひとつひとつを考えてみましょう。

 

加齢

加齢による老化現象が原因の場合は、

免れようがないとも考えられます。しかしながら、

老眼対策を初期症状の段階から行えば悪化を遅らせることはできます。

老眼になったことを認めたくないからと老眼鏡を使用しないのは、

老眼を悪化させる原因のひとつとなります。

老眼鏡を掛けずに無理をすれば目の筋肉を酷使することになります。

一昔前には老眼鏡を早くから使用すると進行させることに繋がると言われていましたが、

これは大きな間違いであることを心得ておきましょう。

 

目の疲労

近年、公私ともにパソコンやスマートホンなど目を酷使する作業が増えているため、

目が疲れていると言う人は多くいます。

もちろん裁縫などと言った細かい手元の作業をする場合にも目は疲れます。

この目の疲労も老眼の悪化につながる為、

目を定期的に休ませてあげる必要があります。

長時間、目を使う作業を行った場合は定期的に目を休ませる時間を作るようにしましょう。

 

紫外線

目の中にある水晶体が紫外線を浴びてしまうと活性酸素が発生します。

この活性酸素が細胞を酸化させるために、

水晶体のたんぱく質を変形させて、衰え、硬くなり、弾力性を失わせてしまうのです。

 

ブルーライト

紫外線ほどでは強いものではありませんが、

ブルーライトも長時間浴びていると目に影響が出てきます。

このブルーライトは、パソコンやスマートホンなどのVDT機器と呼ばれる、

visual display tarminal=ディスプレイなどの表示機器を使用した長時間の作業で目に影響を与えます。

 

このVDT画面を見続けて、

目にブルーライトを浴び続けることで老眼を悪化させることに繋がります。

特にブルーライトは目の筋肉を酷使するとともに、

網膜の中の黄斑と呼ばれる重要な器官にダメージを与え、

スマホ老眼が悪化する原因となります。

 

野菜不足(活性酸素の除去不足)

お肉中心の食生活を送っていると、野菜不足で老眼を悪化させる原因となります。

特に緑黄色野菜が不足すると活性酸素が増えて水晶体に直接影響を与えます。

緑黄色野菜には、ビタミンB、C、Eやβカロチンなどが多く含まれており、

活性酸素を減少させてくれる効果があります。

そのため野菜不足の人は活性酸素が多く発生して、

水晶体を酸化させてしまい老眼を悪化させる原因となります。

 

老眼の悪化を予防するには

 

老眼を悪化する原因が分かれば予防することができます。

先ほどの原因について予防する方法を考えてみましょう。

加齢による悪化の予防方法

まず老眼かなと感じたら、

我慢をせずに老眼鏡を使用するなどの方法を取るのも、

悪化を遅らせる一つの方法です。

遠近両用メガネや老眼用コンタクトレンズなどの使用も良いでしょう。

何もせずに放置することが一番悪化を早めます。

目のストレッチも老化の悪化を予防することができます。

目の運動をすることで水晶体が鍛えられ老化の悪化を防ぎましょう。

 

1.目のストレッチ法その1

目をぎゅっと閉じる
次に目をパッと開ける
顔を動かさずに目だけで8方向をみて1周回す

2.目のストレッチ法その2

人差し指を立てて目から10㎝程離した位置に置いて指の先を1秒ほど見ます。
次に指先を通り越した遠くを1秒見ます。
人差し指先と遠くを各1秒見つめるを20回繰り替えします。

3.目のストレッチ法その3

目の周りのツボを押すことによって血行を促す。
目頭の上にある「清明」と言うツボを押しましょう。
その後、鼻筋をつまむようにして指圧をしましょう。

 

目の疲労による悪化の予防方法

目の疲労による悪化も上記の様な目のストレッチをすることで、

目の疲れに効果がありますが、

目の血行を良くすることで更に効果を強くすることができます。

目の血管は首や肩などの血管と繫がっているため、

全体を通して血行を良くする方法を取りましょう。

たとえば、首を揉んだり肩を回したりと言ったストレッチも効果が見られます。

また、温パックも血行促進に大いに効果が期待できます。

 

目の疲労を感じたら、

電子レンジなどを活用して蒸しタオルを作り目の上をおおうと良いでしょう。

蒸しタオルの温パックは、血行の促進と共に疲れた目の回復を早めます。

市販でもアイマスクなどが売られていますので、

職場などで蒸しタオルが作れない場所などでは大変便利です。

温パックは寝る前に行うと快眠につながる為、

目の疲労回復には大いに役立ちます。

ただし、目の充血がある場合は逆効果になる場合がありますので注意が必要です。

 

紫外線による悪化の予防方法

強い紫外線は水晶体に悪い影響を与えます。

そのため日差しの強い日などは、

サングラスを使用することをおススメします。

 

ただし色の濃いサングラスは瞳孔を開くため逆効果になります。

色の薄いサングラスを使用するようにしましょう。

サングラスに抵抗がある場合、

つばのある顔や目を紫外線から守ってくれる帽子を使用すると良いでしょう。

 

ブルーライトによる悪化の予防方法

長時間、ブルーライトを発するVDT機器を使用するのは、

老眼の悪化原因につながります。

そのため、長時間作業をする場合は、

1時間に10分程度の休憩を入れるようにして目を休ませることが大切です。

 

休憩時には軽い体操をして体の筋肉をほぐしたり、

遠くの景色を眺めるなども効果的です。

またVDT画面に反射光を抑えるフィルターを装着して、

ブルーライトの発光から目を保護する方法や、

ディスプレイ画面を目の高さよりも低い位置にすることも目を保護するのに効果的です。

 

野菜不足による悪化の予防方法と食生活の見直し

栄養が偏ると、血液の流れが悪くなり老眼を悪化する要因となります。

抗酸化物質を多く含む緑黄色野菜を摂りバランスの良い食事を心がけましょう。

緑黄色野菜に含まれるビタミンB,C,Eやβカロチンの他にルテインは、

目に大変良い栄養素と言われています。

 

ルテインは目の黄斑部や水晶体にも存在し、

紫外線を吸収する働きや活性酸素を除去して目を守る働きをします。

老眼の原因にもなる水晶体が正しく機能する手助けもしてくれます。

このルテインは天然のサングラスと呼ばれるほどですが、

体内では生成できないため食べ物から摂取することが必要です。

主にほうれん草やブロッコリー・ケールなどに多く含まれています。

 

毎日の食事で必要量を摂取することが難しい場合、

サプリメントを利用すると良いでしょう。

その他に目に良い栄養素は、ポリフェノールで、

その中でもアントシアニンは老眼に良いと言われています。

 

ポリフェノールが注目されているのは抗酸化作用が活性酸素を抑制するため若さを保つことができるからです。

もちろんポリフェノールのひとつアントシアニンは老眼の悪化を防いでくれる働きをします。

 

アントシアニンが多く含まれる食物は、

  • 赤ワイン
  • ブルーベリー
  • ぶどう
  • なす
  • 黒豆
  • 赤しそ
  • トマト
  • さつまいも

などに含まれています。

アントシアニンもサプリメントを利用すると必要摂取量が摂りやすくなります。

 

その他の予防方法

バランスの良い食生活のほかに普段の生活も規則正しい生活を送ることは、

老眼を悪化させない効果を発揮します。

そして何よりもストレスを溜めることは活性酸素の発生原因にもなるので、

ストレスを溜めこまないように、

スポーツをしたりお風呂にゆっくり入ったりして発散するように心がけましょう。

 

以上のような老眼の悪化予防方法を用いて、老眼が悪化しないように役立てていきましょう!

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